先週にスラムダンクの映画を見た感想。まだ見てない人はこれを読まないで、早く見に行ってください。
ある人に誘われて急に見にいくことになった。漫画を読んだことがなかったので、ストーリーについていけるか少し不安があったが、見た結果は最高に感動した。前知識はゴリが背が高くて、桜木が赤髪で、流川がサラサラというのが自分のスラムダンクの全て。このくらいの知識でもめちゃくちゃ入り込んで興奮できる2時間だった。
見ていて1番いいなと思ったのはみんなが「今までの自分のスタイルを超えて、成長していく」ところ。
試合が始まってしばらくすると押され気味の展開になる。思ったようにプレイできない中で良い打開策もないまま相手ペースで試合を進められてしまう。そんな中桜木くんがコートに入ってくるとガラッと雰囲気が変わっていく。入ってくるやいなや会場中を敵に回すようなパフォーマンスやゴリへのカンチョーでチーム内の冷えて固まった空気を吹き飛ばす。これでもかというくらい会場を敵に回したあとは「勝てるのかどうか」や「相手は強豪校」といった余計なことがみんなの頭から消えて「今やれること」に集中しだす。そうしてみんなの内から湧き出た想いが自分自身を鼓舞し、伝わった周りをも変えていくことになる。人が挑戦する様を、変わっていく様を、あれだけ見せつけられると応援せずにはいられない。
ぐんぐん試合の雰囲気を変えていく桜木くんに、とてもワクワクした。彼のバスケを少しでも長く見たいと思ったのは安西先生、あなただけではありません。
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