ちょっとカッコつけてたかも?〜書く習慣を読んで〜

書く習慣の本

自分で自分の良し悪しを評価することほど、意味のないことはないんです。

 今日は読んだのは、ライターをされているいしかわゆきさんが書かれた「書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力」。この本は普通の会社員だったいしかわさんが、生活の一部だった書くことを通じて学んだこと、人生に起きた変化、書き続けるために大切なことを教えてくれる。

 いちばん印象に残ったのは冒頭に書いた「自分で自分の良し悪しを評価することほど、意味のないことはないんです。」という1行。良いとか悪いとか決めるのは読んだ相手が決めること。有益か無益かも、読んだ相手がその内容をすでに知っているかどうかで決まる。だから書く人はそんなの気にしないで出来上がった文章はとりあえず世に出せば良い、と書いてあった。

 僕もとりあえず文章を書いて世に出してみようという考えでこのブログをスタートさせた。でも誰か知らない人に読まれるかもしれないからと一人称を普段言葉で使う「僕」じゃなくて「自分」という風に書いていた。そっちの方がカッコいいというか、知的というか、少しは様になるんじゃないかと考えたから。そうしていつもの一人称とは違った僕になって書いた文書は、文章自体も話している時に使う言葉とは少し違う、人に読まれることを意識した他所行きのものになっていたなと思った。「人から良いと思われる文章」にしたかったから。
 でもこの本を読んで改めて感じたのは、やっぱり普段に近い僕のままの感覚で書く文章のほうがいいなということ。じゃないとせっかく帰ってきて急いで支度して書いてるのに、書き残っていくものが、僕の感覚となんかちょっとズレてる視点とか、考え方とか、表現の仕方だったりすると読み返したときになんかちゃうなこれってなりそうだなと思ったから。それに僕の普段の感じで書いた文章に対して、「良いな」とか、「こんな感想でした」って言われる方が嬉しいだろうなとも感じたから。
 あんまり見られ方とか意識せずに思ったままに近いことを書く方が言葉もスラスラ出てくるなって感じながら打っている。今日のタイトルの書き方もこの本に書いてあった。
 いつもアイキャチ画像が爆発してしまうのでまた今度調べる。おわり。

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